市本隆司選手 プロフィール

市本隆司選手の基本情報

ycm
  • 指数

    59
  • パワー
    ランク

    20
  • イチモトリュウジ 市本 隆司

    登録地 広島

    年齢 52歳

  • 期別 72期

    登録番号 012757

    戦法 追捲

    調子

  • 今期級班 A級2班

    前期級班 A級2班

    次期級班 A級2班

  • 直近4カ月得点 80.33

    今期得点 80.33

    前期得点 83.45

  • 練習地 広島

    生年月日 1971年8月18日

能力値チャートA級

204060801000機動力ダッシュ差し脚デンジャー実績ポテンシャル
ポテン44実績50デンジャ1差し脚31ダッシュ43機動力29

戦法タイプ

先行タイプダッシュタイプ追込タイプ204060801000
先行タイプ11ダッシュT30追込タイプ46

市本 隆司選手 スポット・インタビュー

衰えを知らぬ51歳

市本 隆司

市本 隆司

 デビュー30年目に突入した市本隆司。51歳になった今でもタテ脚は健在で、9月にはアメリカのロサンゼルスで行われたマスターズトラック世界選手権のスプリント制覇という偉業を達成。自転車競技の経験がなかった市本が、世界への挑戦を決めたのはピスト6がきっかけだった。
 「今年の1月に(ピスト6で)タイムトライアルを走って10秒234というタイムが出た。当時の50歳から54歳の世界記録が10秒546だったらしくて、周りにいじられてその気になってしまい参加を決めた」
 迎えたマスターズトラック世界選手権本番、市本は順調に予選を通過。準決勝では逆転勝ちを収めて決勝戦はストレート勝ちで優勝を果たした。
 「(準決は)2本ストレートで負けてしまったけど、相手に違反があって3本目を走ることになって最後に逆転できた。決勝は相手のタイプ的に予選や準決の選手よりはやりやすいと思っていたけど、まさか優勝できるとは思わなかった」
 11月にはピスト6のサードクォーター ラウンド9に参戦し凱旋シリーズとして注目を集めた。一次予選と二次予選は3着に終わるも準決勝では修正を果たして1着で決勝進出を決めた。
 「初日(予選2走)はダメだったけど勝てて良かった。展開が向いてくれたおかげ。みんなが期待してくれるけど自分ももう歳だしね。同じ年齢の相手には勝ったけど、若い子を相手にするのは厳しい。それでもこれがきっかけでピスト6や競輪に興味をもってもらえたらうれしい」
 今後の目標については「このままいい気持ちのままで終わりたいし来年の(マスターズトラック世界選手権への)挑戦は考え中。ピスト6は(決勝で)2着があるし隙あらば勝ちたいけど、自分なんてA級の選手だし優勝を目指すという大きなことは言えない。競輪の方はA級1班に上がって(初日)特選に乗るようになって、またS級へいけたらうれしいけど、やっぱり一番はちょっとでも長く競輪選手を続けることかな」と市本らしい謙虚な答えが返ってきた。
 世界最速の証であるチャンピオンジャージのアルカンシェルを手にしてもおごりはなく、これからも挑戦者の立場でピスト6と競輪の両輪で奮闘を続ける。

2022年11月7日 更新

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