北村篤選手 プロフィール

能力値チャートA級

204060801000機動力ダッシュ差し脚デンジャー実績ポテンシャル
ポテン29実績23デンジャ31差し脚23ダッシュ7機動力8

戦法タイプ

先行タイプダッシュタイプ追込タイプ204060801000
先行タイプ3ダッシュT3追込タイプ52

北村 篤選手 スポット・インタビュー

退路を断って初のS級へ

北村 篤

北村 篤

 08年7月のデビューから9年目にしてS級の舞台にたどり着いた。失格の事故点が影響したとはいえ、2年前の前期にはチャレンジを走っていた選手。戦法転換の決意が、ここまで北村の競走得点を押し上げる要因となったことは言うまでもない。
 「先行は向いてないなと思って自在にやり始めたときに、見てくれてる先輩に『中途半端な感じ』と指摘された。それなら思い切って、これからは追い込みでやっていこうと。自分の最終目標も追い込みだったので」
 2年前のチャレンジこそ自在で戦ったが、1・2班戦に戻ってからは完全に自力を封印。イン粘り、ジカ競りでガツガツ勝負した。当初は落車も多かったが、目標のあるレースが増え、追い込みのレースに慣れた昨年の後半からはコンスタントに決勝に進出。今期からのS級初挑戦を決めた。
 「同期のみんなに比べたら遅いですよね。置いてかれてるなとは思ってたけど、自分なりにひとつずつやっていくしかなかった。本当は自力で上がらないといけないんだろうけど、上がらんことには意味がない。僕はここから頑張っていきたい」
 まずはS級に定着することからだ。S級初戦の7月小松島記念は3784着。「まだ一走目。とりあえず付いて行けた」と慎重に言葉を選びながら4日間を振り返ったが、戦えないことはない。そんな手応えはつかんだに違いない。「自力の頃には意識もしてなかった」というS級の舞台。これからは勝っても負けても全てが北村の経験になる。
 「薄っすらとした目標はあるけど、まずはひとつひとつ近いところの目標からクリアしていければ。走りながら(レースを)教えてもらって、自分なりに理解して次に生かしていきたい。まずは一緒に走る人に認めてもらえるようになりたいです」
 追い込みとしてもS級選手としてもまだまだこれから。自力時代の屈辱は、追い込みとしてS級の舞台で晴らす。(音無)

2019年1月18日 更新

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