若松孝之選手三重Ｓ級２班プロフィールスポット・インタビュー｜　当たる競輪（けいりん・KEIRIN）無料予想はエンジョイ

　16年７月にＳ級初昇格を果たした若松。11月末の四日市で初勝利を挙げるまでに約５カ月の期間を要したが、その開催を皮切りに上昇気流に乗った。
　「最近はＳ級のペースに慣れてきました。スピードが上がってバックを踏まないようなレースが自分には合ってますね。周りや同期の選手に比べると、Ｓ級に上がるのはちょっと遅かったんですが、少しずつ力はついてきていると思います。焦らずに自分のペースで上を目指していきたいですね」
　自在戦で売り出してきたが、ここに来てレーススタイルは変化している。追い込みのレースが徐々に増え、自力の決まり手はついにゼロになった。
　「Ｓ級に上がっても動けるうちは動こうと思っていたんですけど、目標がいれば任せているし、最近の決まり手はもう追い込み選手ですね。もちろん任されれば、まだ動く気持ちはありますが、目指しているのは追い込みなので、方向性としては合ってます」
　17年１月からはＡ級戦だが、高いモチベーションを維持している。
　「戦法的にはケースバイケースになりますね。目標がいれば任せるし、自分が前ならタテ重視の競走になると思います。点数を持ったまま落ちて、人気になると思うので、確実に勝てるような走りをしたいと思ってます。Ａ級に落ちることをマイナスにはとらえてません。浅井（康太）さんや（柴崎）俊光さんもＳ級に上がってから１回、Ａ級に落ちてますから。７月にまたＳ級に戻れるし、いい経験だと思って頑張りたいですね」
　練習仲間は浅井康太をはじめ、柴崎兄弟らスター選手ばかり。恵まれた環境のなかで、理想の選手像を目指して、着実に前に進む。
　「練習仲間はみんな上で活躍しているので、自分もそこで戦えるように。坂口（晃輔）さんは自分と体形も似ているし、身近な目標ですね」

2019年1月18日更新

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