加藤将武選手埼玉Ａ級２班プロフィールスポット・インタビュー｜　当たる競輪（けいりん・KEIRIN）無料予想はエンジョイ

　デビュー後は、新人らしからぬ冷静な立ち回りで勝ち星を量産。順風満帆な選手人生を切った加藤将武だったが、レース内容には反省が残った。　
　「（本格）デビュー戦はルーキーシリーズと違って先輩が付くし、緊張して思うような走りができなかった。その後も勝ちにこだわりすぎて失敗してしまうことも多かった。今年に入ってぐらいから自分で動いて１着を取れるようになったし、ようやく誰が見てもいい競走をできるようになってきたと思う」
　現在の積極的なスタイルのきっかけとなったのは昨年12月の大垣準決。そこで味わった悔しさが加藤を成長させた。
　「体調不良で休み明けだったこともあるけど、体が動かなくて何もできなかった。久々の準決敗退に終わって悔しかった。やるかやれられるかの世界だし、これからは気持ちの面でも戦い方の面でも悔いを残さずに走ろうと気持ちを入れ直すことができた」
　積極性が増して成績も上向き、３月の松戸では２月の取手から続く２場所連続完全Ｖ。次回は地元の大宮で特別昇班がかかるシリーズを迎える。
　「前回（11月）の大宮でも特別昇班がかかっていたけど決勝で失敗してしまった。今回は地元で特昇というプレッシャーに負けずにリベンジを果たしたい。予選と準決は自分の仕事をしっかりして、決勝は勝ちにこだわるレースをやっていきたい」
　ピスト６にも積極的に参戦し、その経験を生かしてさらなる成長を図る。
　「ピスト６は楽しいしＳ級選手と戦えるのはうれしい。自分の力がどれだけ通用するか試すことができる。もちろん優勝したい気持ちもあるし、山田義彦さんとかにもアドバイスをもらいながら向上心を持って臨めている。同地区の堀江（省吾）さんとは２回とも一緒だけど強すぎる。自分にはあんな走りはできないしすごい刺激になる」
　今は上位戦を見据えて、ラインで決まる競走を心掛けている。
　「突っ張り先行の時は自分と後ろが楽なように駆けたり、押さえ先行の時はダッシュ戦にならないようにしたり、細かい技術を磨くようにしている。将来は平原（康多）さんのような何でもできる選手になりたい。ヨコの動きは苦じゃないけど、今は自力で戦って脚力を付けて経験を積めるように」
　輪界屈指のオールラウンダーを目指し、そのためにも今は持ち味を封印して風を切る。

2023年3月25日更新

当たる競輪!　エンジョイ

加藤将武選手プロフィール

加藤将武選手の基本情報

出走中のレース

直近成績

加藤将武選手の出走予定

加藤将武選手　スポット・インタビュー

特班後を見据えて

加藤将武選手 プロフィール