保田浩輔選手岡山Ａ級２班プロフィールスポット・インタビュー｜　当たる競輪（けいりん・KEIRIN）無料予想はエンジョイ

　在所６位の好素材で、昨年７月の本格デビュー後はいまだ予選負けなし。優出も13場所連続中で、チャレンジで圧倒的な戦歴を残している。
　「チャレンジ初戦の高知は誘導を切るタイミングが怖くて、前受けできても消極的な競走になってしまい結果を残せなかった。その後は少しずつレースにも慣れてきて、安定した成績を残せるようになったけど、先行とまくりの割合が半々ぐらいだったし、（別線の）同期を１車出せて番手にハマってから仕掛けるようなレースも多くて、徹底先行というより勝ちにこだわる先行をしてしまっていた」
　結果を求めるがあまり内容には不安が残るレースが続いていたが、同期の活躍が保田浩輔の意識を変えた。
　「最初のころは早く特班したい気持ちが強かったけど、同期にどんどん先を越されて、ルーキーチャンピオンの（出走）圏外になってしまった。そのおかげで吹っ切れたし、昨年の秋ぐらいに結果を求めるより内容を重視しようと思った。その辺りから練習でも山根（将太）さんや晝田（宗一郎）君とか強いＳ級の自力選手を相手にも前に出切れるようになって自信がついていった」
　徹底先行のスタイルにシフトチェンジし成績も向上。中身のあるレース内容で勝ち星を量産し、昨年12月の奈良で特別昇班に挑んだ。
　「積極的に走るようになって、それが逆に良くて結果も出た。でも、奈良の決勝は単騎で終始最後方のレースになってしまった。同期が多くて、前も車間を空けていて誘導が打鐘過ぎまで残る展開で厳しかった。仕掛けのタイミングとか組み立て面とか反省が残ったし、その経験を次に生かしていきたい」
　その後は悔しさを胸に果敢な競走を続けて、１月の玉野で再び２場所連続完全Ｖを達成。次節は２度目の特別昇班がかかるが、芯はブレずに臨む。
　「今はもう特班はそこまで意識していない。仮に次の小倉で連勝で決勝に進んでも２分線で前が取れれば突っ張るつもり。そういう積極的なレースをして、結果として特班できればいいと思っている。同県の太田（海也）君がヤンググランプリを獲って刺激を受けたし、自分もその舞台に立てるように、今は内容のある走りをしていきたい」

2024年2月13日更新

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