ジンクスを信頼！！

　バック２０本の突進力に加え、戦況に応じて柔軟に運べる1古性に期待する。共同杯は２予で敗退もシリーズを通して２連対とビック戦線でも存在感は増すばかりだ。「正直言うと自分の中では共同杯はそこまで良くなかったんですよ。持病の腰痛も出たりしたので。結果は出たけど自信はなかった。今回は恒例の山梨で１週間合宿をしてバッチリ仕上げてきました」とさらなる上積みを実感し胸を張る。
　同期の新井遼太郎を頼り何度も山梨へ出向いて合宿をしている1古性だが、山梨合宿のあとは本当に好成績が多いのだ。「Ｓ級で初優勝した去年松戸の時も直前に山梨で仕上げていたし、３月立川で優勝したときも直前の山梨合宿の成果。ジンクスっていうんですかね。山梨に行けば勝てるって気分に（笑）自然と自信も沸いてくる」とにっこり。
　1古性は１８日に行われる競技も参加予定だが、「パシュートに出るんですけど、正直苦手で（苦笑）こんなこといったらダメかもだけど、僕は競技じゃなくて競輪で頑張るつもりで来ました」と競輪の２日間に全てを注ぐ。