ここは松本充に期待

　初日は何とかまくりが届いて２着。3松本は小倉初出走の６年前以来の勝ち上がり戦連対を決めた。仕掛けたかったホームで廣田浩が内をすくったためタイミングを逃してしまったのも出を悪くした要因だろうが、「今までだったら、コーナーで外に膨れてた。これをきっかけに」と少しは小倉に対する苦手意識をぬぐえたようだ。
　主導権を握るのは初日同様に2原口だろう。2原口は初日は落ち着いたペースで駆けていたが、レース後は先輩選手に打鐘過ぎに流しすぎていたことを注意されていた。その反省もふまえ、準決勝は流さず先行するはずだ。それなら3松本のまくり頃。初日は離れながらもしぶとく３着に食い込んだ7冨井は踏み出しに難があるが、初日のレース後も「（取鳥雄吾が）普通に踏んでくれればついていけてた」と話すのなら、千切れはないはず。それでもやはり踏み出しには難があるので、一応九州勢の前残りを入れたフォーメーションでいく。