根田空が激戦を制す
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的中率
的中率 2位
- 50%
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的中率
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- 回収率
- 73%
工藤記者
村上義の失格や山崎芳ら強豪が決勝を逃すなど波乱の連続だった今シリーズ。それでも、7竹内や3神山、5早坂など実力者が決勝へ駒を進めて激戦は必至。中でも狙いたいのは1根田だ。準決は5早坂にこそ屈したが、力強い先行で2着。仕上がり具合も悪くなさそうだ。さらに、決勝は3神山が1根田の後位を主張。番手を回るはずだった4片寄は悩んだ結果、1根田の前で自力を選択し、思わぬ形で足場を得る形になった。
「準決はバックで追い風だったので先行した方が有利かなと。レースが終わってから全然苦しくない。うまく脚を回せていますね。状態も悪くない。決勝は自分が番手でも3神山さんが後ろを固めてくれると言ってくれているし、先輩2人の気持ちに応えたいですね」
その4片寄は「3日間、後輩にお世話になっているんでね。番手で3神山さんと競るなら、自分が前で1根田に託そうと。やっぱり南関から優勝者を出したいですから。これでスッキリしますし、やることは一つ」と、喉から手が出るほど欲しかった地元記念のタイトルを諦め、1根田の前回りを買って出る男気を見せた。4片寄が主導権を握れば、1根田が7竹内や5早坂に合わせて番手から出る可能性も十分。1根田が好機に仕掛けて、記念初Ⅴを手にする。