小堺浩が差し切りV

　初日特選は地元の廣田敦と共倒れに終わった1小堺だが、準決は7志田の逃げを渾身差しで逆転。7志田の踏む距離が長かったのもあるが、1小堺の容赦なく勝ちに行く姿勢には感服するばかりだ。落車明けということもあったが、決勝を見据えて無理して差しにいかないと思ったが、勝負の厳しさを見せ付けられた思いだ。さて、決勝だが、7志田は差されて悔しかったから今日はまくりでなどと考えるような選手ではないだろう。というか3小原、2保科を相手にまくりに回っているようでは話しにならない。ダッシュ強烈な3小原が全力で叩きに来ても出させず、ラインでの決着を目指す。狙うのはもちろん、1小堺の差し目だ。準決で差したのだから、決勝も何が何でも差して優勝を目指すだけだろう。3小原ラインは中部勢と力勝負しそうなのであえて車券の対象から外し、中団狙いに徹しそうな2保科、5田中のラインを中部勢に絡めた車券で勝負。