- 新田
- 祐大
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ファンの期待を誇りに
今年序盤は、ナショナルチームの影響で出走本数が激減。数少ない戦いの舞台でも結果を残せなかった。
「今年はダービーとオールスターが目標だったんですけど、なかなか噛み合っていかなくて。結局、ダービーもダメで。このままではオールスターって状況じゃないと思いましたね」
それでも、自身を鼓舞して戦い続けた。そして、高松宮記念杯では一年ぶりのタイトル奪取に成功。グランプリ行きのチケットを手にするも、攻撃の手は休めない。続くサマーナイトも制するなど、いっそう進化した姿をファンに見せ付けた。
「グランプリまで調整とは思っていないです。戦い方も変わらない。目指しているのは一番ですし。どっか獲ってすごいじゃなくて、安定感あるのが強さなので」
今年はファン投票第2位でドリームレースに選出。声援を原動力に変え、最大限のパフォーマンスで期待に応える。
「ファン投票で2位までに選んでもらえて、応援してくれていることはわかりました。ファンの人達に僕の気持ちが伝わっているのかなと。その中で結果を出すのが恩返しだと思っています」