ピックアップ GⅠ 前橋 10/23
佐々木豪
犬伏湧也、松本貴治ともに初タイトルはお預けになったが、四国勢は小倉竜二と3人が優出。それだけに同地区の佐々木豪も、思うところがあったようだ。久田裕也の番手を回った最終日を除いて、ラインの先頭で戦った3走はすべて積極策。短走路の前橋ということもあっただろうが、先を見据えてこう振り返った。
「(最終日は)久田君が強い気持ちで走ってくれた。(福永大智は)スピード差がありあすぎて、僕の技量では止められなかった。そのあとは落ち着いて走れました。福永君のすんなりのカマシをスイッチしてまくれたんで悪くないと思います。最近は後ろになることも増えて、前の子が頑張ってくれるし、自分が自力の時はいろいろ考えていいレースができればって思っている。それを後輩も見てくれれば。(今シリーズは)2日目から感触が良くなってきたんで、初日がもったいなかった。調整の仕方ですね。(前回から)3週間くらい空いていたんで、初日にうまく合わせることができなかった。(自分が決勝に乗れなくて)そのことがずっと頭から離れない。自分は最終日に選抜を走っていて、いろいろ考えるところがあります」