• 第60回朝日新聞社杯競輪祭11/20〜11/25


朝日新聞社杯競輪祭 シリーズ展望

いよいよ今年最終戦

脇本雄太

脇本雄太

 オールスター、寬仁親王牌を制した脇本雄太がG1戦3連覇に挑む。競輪祭は今まで優出がない唯一のG1だが、今の実力ならそのジンクスさえあっさりと吹き飛ばしてしまうだろう。近畿勢では同じくG1戦2Vの三谷竜生に賞金ランク4位の村上義弘もグランプリ出場を決めている。6位の村上博幸、12位の古性優作にとっては最後の大一番。勝負駆けを成功させてグランプリ出場を決めたい。

平原康多

平原康多

 大会との相性なら平原康多、武田豊樹の関東コンビだ。この両者で競輪祭は過去に5度の優勝、3度の決勝戦ワンツーを決めている。平原にとってはグランプリ前に脇本と対戦する最後の大会。スピード競輪への対応がどれだけ進んでいるのか、暮れの大一番を前に手ごたえをつかんでおきたい。木暮安由や吉澤純平、吉田拓矢と関東は自力型が充実しており、大挙して勝ち上がれれば強力なラインが完成する。

渡邉一成

渡邉一成

 北日本勢は渡邉一成が3年連続のグランプリ出場へ最後の勝負に出る。現在、賞金ランクは10位で8位の原田研太朗とは約250万円差。サマーナイトの優勝にG1連続優出と後半戦にみせた怒とうの追い上げがここで実るか。佐藤慎太郎、菅田壱道もここの結果次第でグランプリ出場のチャンスがあるが、菅田は11月防府記念で落車の影響が気がかりだ。

 中部勢は後半戦尻上がりによくなっている浅井康太が中心。吉田敏洋も体調が戻り復調気配だ。南関勢は郡司浩平、山中秀将に渡邉雄太ら機動型がズラリ。優勝争いに加わるだけの戦力は整っている。

 九州、中四国勢では今年はG1でも存在感を見せた山崎賢人、清水裕友の走りに注目が集まる。

出場予定選手

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