• KEIRINグランプリ202212/28〜12/30


ガールズ・グランプリ シリーズ展望

レベルが違う佐藤

佐藤水菜

佐藤水菜

 世界選手権のケイリンで2年続けて銀メダルを獲得した佐藤水菜。ワールドクラスのスピードはさすがに国内ではレベルが違う。昨年は40走して37勝、3着3回、今年は26走して25勝、2着1回。ガールズケイリンフェスティバル、ガールズドリームレース、ガールズグランプリトライアルなどで圧倒的な強さを披露している。ガールズグランプリは過去に2回出場していて、19年4着、20年6着と結果が出ていないが、現在は脚力が大幅にアップしていて参考外。初優勝を飾る公算が大きく、不動の本命だ。

児玉碧衣

児玉碧衣

 打倒佐藤の一番手は児玉碧衣。ガールズグランプリでは18年から20年にかけて3連覇した実績がある。今年は特別レースでの優勝には手が届いていないものの、ガールズグランプリトライアルで3連勝するなど、昨年を上回る69勝を挙げている。今年はガールズケイリンフェスティバル、ガールズドリームレースで佐藤に敗れただけに、リベンジに燃えているはず。4V目を達成し留飲を下げるか。

 勝率なら柳原真緒も引けを取らない。今年は5月平のガールズケイリンコレクションを含み66勝を挙げている。仕掛けがツボにはまれば連に浮上してきそうだ。

 石井寛子は17年のクイーンで、10年連続の出場となる。今年は3月宇都宮のガールズケイリンコレクションを制している。卓越したハンドル捌きとレース勘で上位を目指す。

 奥井迪は3年ぶりにこの舞台に戻ってきた。直近4カ月の連がらみの決まり手は8割近くが逃げてのもので、相変わらず組み立ては積極的だ。

出場予定選手

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