機動力上位の村上竜

村上竜馬
今期2度の優勝があり、93点台と高い競走得点を保持している村上竜馬が今シリーズの主役を担う。シャープなまくりを中心としたタテ攻撃が持ち味で、当所は12月MN、2月MNと連続V中で好相性でもある。ここでは地元の小玉拓真とタッグを組んで中国両者でワンツー決着を目指す。その小玉もまくり脚があり、2月防府では完全Vを飾っているので、仕掛け次第では地元Vのチャンスも。佐竹和也もまずは中国勢との連係から勝機を見出すか。
1月名古屋MNで地元戦で1・2班戦の初Vを飾った内藤久文に、今期に入り優参がかなり増えている平野想真と2枚の積極型がそろった中部勢も侮れない。また前期S級で2月松阪でまくりでのVがある犬塚貴之も自力自在に立ち回れるタイプであるし、差し脚に定評のある鈴木幸紀まで加わるだけに、ラインとしての総合力はかなり高いので、中四国勢に十分に太刀打ちできそうだ。
九州勢は積極型の小柳智徳が軸となる。近況は優出を逃すケースが続いているものの、ハマったときの一撃は強烈でV級の力量がある。まくり脚を兼備する野口大誠や、飯田裕次と結束して上位進出を目指す。