三澤優が地元Vを狙う

三澤優樹
5月に当所で行われたルーキーシリーズを制している三澤優樹がV最有力候補だろう。ルーキーシリーズは3節のうち2度決勝進出を果たしており、優出を逃した6月玉野MNも3走すべてで確定板入り。着外となったのは5月別府の決勝戦のみと同期相手に抜群の安定感を示した。学生時代は名門・日本大学の自転車競技部でロードレースを含めた中長距離種目で活躍し、養成所の在所順位は22位ながらも、第3回記録会でゴールデンキャップを獲得している好素材だ。本格デビュー戦の7月函館では準決勝で同期の山本和にまくられて4着に沈んだが、2度目の地元戦でしっかりと持ち味を発揮しV獲りを目指す。同県で降班組の平山優太は前期には1・2班戦で決勝進出のあった選手なので、三澤をしっかりと援護し抜け出しを図る。
卒業記念レースで準Vの吉岡優太は、5月別府22着で優参を果たした。続く同月平、四日市は決勝戦に進むことができなかったが、養成所では三澤同様に第3回記録会のS評価獲得者であるし、在所順位は三澤を上回る18位と台頭は十分。
127期両者がやり合うようならば、原田峻治、岡本翔の中四国勢にも出番がありそうだ。