松本貴が貫禄を見せる

松本貴治
昨年はグランプリ出場まであと一歩と迫った松本貴治が断然の主役だ。競輪祭のあとは、体調を崩した影響で芳しくない期間があったが、2月別府で優勝を飾ってからは、復調気配。全日本選抜の二次予選では、前を任せた石原颯が不発となる中、バックで自らまくって1着までに届いた。ヨコの動きも苦にしないし、最近はタテをメインの走りを見せていて、自力でも番手でも結果を出す。
53歳ながらまだまだ差し脚が切れている志智俊夫が、地元の意地で対抗格。2月久留米の決勝戦は南部翔の番手戦。佐藤一のまくりは止められなかったが、うまくスイッチして準優勝。ここも好判断で上位争いを演じる。中近で岡崎智哉が目標となりそうで、好連係を決めたい。岡崎は全日本選抜の最終日はまくって白星締め。自力でもG1で通用する脚がある。ここにホープ久田朔が加わって、ラインのけん引役を務めるようだとさらに楽しみな勢力となるが果たして。
渡邉雅也も侮れない。2月静岡記念の準決勝はグランプリチャンピオンの郡司浩との連係。郡司の仕掛けに付け切るかに思えたが、塚本大の厳しい牽制で捌かれ、追走できず。しかし、そこから気迫のあるリカバリーで一気に前団を飲み込むまくりを披露して、タテ脚の向上を示した。さらに3月取手G3での気迫のこもった走りも印象的。ここは自分で動くシーンもありそうで、鍛えたタテ脚と、センスある捌きの両面策でVを目指す。







