検車場レポート
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| 小埜 正義 千葉 88期 |
前受けした齋藤宗徳が後方まで下げて打鐘でカマシを敢行するも、押さえて駆けていた桜井雄太も合わせて踏み上げ齋藤は出切れない。齋藤に任せていた小埜正義は2角から自力に転じると中団から合わせて踏んできた荒井春樹の上を乗り越え、地元の石塚孝幸が続いて後続を引き離しワンツー。2車単250円の人気に応えた。
「（齋藤）宗徳が頑張ってくれた。作戦はあいつが走りたいようにということだった。でもあんなに人気になるとは思わなくて緊張しました。自力に転じる判断は難しかったけど、後ろに石塚さんが付いていたので何とかしようと踏みました。後ろの怖い人のおかげですね（笑）」
小埜に続いた石塚孝幸は安堵の表情で検車場に引き揚げた。
「人気になっていたのでプレッシャーでしたよ。落車は危なかったけど、小埜サマサマですね。最後は落車を避けるので脚が一杯になってしまっていた。去年、桜花賞に出れなかった分も今年は気合が入っていたので良かったです」
3着には落車を避けて最終バックでは後方になった茂木和臣が4角から大外を鋭く伸びて突っ込んだ。
「前2人が落車するから大変でしたよ。自分は何とか避けれた感じ。最後も思ったより伸びたから直線で交わせた。良かったよ」