検車場レポート
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| マシュー グレーツァー 外国 999期 |
前受けのグレーツァーは打鐘前で8番手まで下げるとすかさず反撃を開始して最終1センターで一気に叩き切る。グングンとスピードを上げて最終バックを通過すると後続を振り切り悠々と逃げ切った。
「今までと同じようなレースができたと思う。長い間スプリントできるのでそれを生かすためにも先行がいいと判断した。先行するかまくりか決めてもその通りにいかないことはある」
山本直は最終バックからまくり出ると近畿勢を乗り越えて最後はグレーツァーに迫った。
「レース前のイメージでは差す気持ちでいたし最後は差せるかもって所までいけた。車の出も良くスピードが出ていた。練習の成果がしっかりと実戦でいかせていますね」
佐野梅一は大石崇晴に乗って3着を確保。
「ほぼほぼ作戦通り。打鐘で先頭に立ってグレーツァーが一人で仕掛けてくるだろうから後は大石君に頑張ってもらおうと。でも真後ろに山本君がいるとは。自分では止めることができなかった。最後も伸びているので自分自身は悪くないかな」