検車場レポート
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| 田中 晴基 千葉 90期 |
工藤文彦にフタをしていた高木翔が赤版から一気に飛び出して先行態勢を築く。北日本勢を受けてスンナリ中団を取った田中晴基がホームから巻き返すと、一気に前団を捕らえて2次予選を攻略した
「昨日失敗しているので、今日はしっかり組み立てようと思いました。スタートであの並びになったので、高木君のスピードが乗っていたけど、自分のタイミングで行けました。ただ、ここまでの雨はデビュー以来初めてかな」
後方からまくり上げた工藤文彦は田中に迫る2着。
「不細工なレースをしてしまって情けないです。先行したかったけど、行けなかった。（雨で）レンズが曇ってしまったのもあるけど、そんなのは言い訳なので。気持ちの弱さが出ました」
田中をマークした石毛克幸が3着に入って準決への切符を手にした。
「田中君がいい位置を取って、しっかり仕掛けてくれましたね。ゴール前は感覚で外を振りにいきましたね。あれがなければ勝ち上がれていなかったかも。田中君のおかげですね」