検車場レポート
佐々木 豪 愛媛 109期 |
後ろ攻めの長尾拳太が上昇し佐々木豪にフタをして中団は併走の状態になるが、佐々木は打鐘過ぎに空いた内を突いて先制。湊は内を締められて一度は連結を外すが、すかさず追い上げてしっかりと佐々木に付け直す。佐々木はそのままペースを上げると、小林圭介が外帯線内進入で後続が落車するアクシデントはあったが、佐々木が力強く逃げ切る。
「あんなレースをしたのは初めてだけど、あそこで引く選手だと思われたくなかった。引いてたら上では通用しないので。朝早いレースで5:30に起きようと思っていたら3:30に目が覚めたから頭がガンガン冴えていたし、集中してた。筋肉の張りが良かったし、状態は良い。走り慣れたバンクで1着を取れて本当に良かった」
湊は佐々木豪が内から先行する動きに一度連結を外すが、追い上げて付け直して2着をキープ。
「(佐々木)豪はあれでいいんだよ。行けるのかなと思っていたけど、冷静だったね。自分は抜いたと思ったのに2着だったのは恥ずかしい。でも、高松記念は初日に飛んでいるから嬉しいですよ」