検車場レポート
小川 祐司 愛媛 96期 |
地元の小川祐司は前受けになったものの、早めに巻き返す順番が回ってきて赤板の2コーナーで先頭に立つ。野口大誠が4番手を手に入れて、小埜正義は一本棒の7番手。落ち着いてペースを上げた小川が、北村信明の追い込みも振り切り2カ月ぶりの実戦で幸先いいスタートを切った。
「(雨が降ったりして)重いぶん、自分に有利かなっていうのはあった。(先行態勢に入って中バンクには)上がりたくなかったけど、(中団が)併走になればってうのもありました。しんどいというより、もう緊張で…。それが結果1着で感謝しかないです」
野口のまくりをけん制した北村信明は、空いた車間を詰めながら懸命に追い込むが4分1輪届かず。
「小川さんがただ強かった。(最終)バックでも伸びてたし、自分は恵まれただけです…」