検車場レポート
水書 義弘 千葉 75期 |
後ろ攻めから押さえた大関祐也が先頭に立って流すと、川村晃司が打鐘から一気のカマシを敢行。人気を背負った鈴木謙太郎は7番手に置かれ、最終1コーナーから巻き返しを狙うも車の伸びはイマイチ。川村をリードした佐野梅一が外を張りながら抜け出したが、大関を追走していた水書義弘が直線で鮮やかに突き抜けて高配当を演出した。
「もう大関君が頑張ってくれたおかげですよ。自分は付いていっただけ(笑)5月に右膝の内側半月板の手術をして、やっと練習ができるように。ヤス(新田康仁)が良い医者を紹介してくれたおかげですね、本当に。これで(S級点を)取れそうですね」
水書に伸び負けた佐野は川村を交わすも2着まで。
「カカリも良かったし、バックからもまた踏み直していたので。強かったですね。自分は計ったように抜きにいったつもりですけど交わされましたね。でも2人で勝ち上がれて良かった」
川村は途中欠場の不安を払拭して初日を突破。
「初手でいい位置が取れたので展開的にも向きましたね。あとは鈴木君を見ながらでしたね。まだもうちょっと感じがイマイチなのでセッティングを修正してもう少し良くなれば」