『KEIRINグランプリ2022』の出場メンバーが決定

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競輪祭決勝の特別選手紹介に登場した郡司浩平選手
競輪祭の悔しさは地元で晴らす

 11月27日(日)に小倉競輪場で行われた今年最後のG1『第64回朝日新聞社杯競輪祭』が終了し、グランプリ出場を賭けたタイトル争いと賞金争いが終了。12月30日(金)に平塚競輪場で行われる『KEIRINグランプリ2022』の出場メンバーが決定した。

 【グランプリ出場メンバー】
 古性優作(100期・大阪)2年連続2回目 第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪優勝 第73回高松宮記念杯優勝
 
 脇本雄太(94期・福井)2020年以来4回目 第76回日本選手権競輪優勝、第65回オールスター競輪優勝
 
 新田祐大(90期・福島)2020年以来8回目 第31回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント優勝
 
 新山響平(107期・青森)初出場 第64回朝日新聞社杯競輪祭優勝

 松浦悠士(98期・広島)4年連続4回目 賞金順位2位

 郡司浩平(99期・神奈川)4年連続4回目 賞金順位4位

 守澤太志(96期・秋田)3年連続3回目 賞金順位5位

 佐藤慎太郎(78期・福島)4年連続8回目 賞金順位6位
 
 平原康多(87期・埼玉)10年連続13回目 賞金順位7位

 郡司浩平(99期・神奈川)は地元の平塚で行われるグランプリは単騎戦となりそうだが、競輪祭の悔しさを地元で晴らすために残された時間を無駄にしない。
 「赤板で来なかった時点で一発カマシでスピードに乗せてくると思ったので。そうなれば坂井君も踏むと思ったので、あとは緩んだ所でと思っていました。ちょっとホームで見ちゃいましたね。成田さんの動きもそうですし、守澤さんと平原さんの所も。そこで見ながら詰まっちゃったんでワンテンポ遅れましたね。あそこで仕掛けていれば、結果的に1コーナーで苦しくても新山君の後ろにスポットはまれたと思うので。追い掛ける感じでいって守澤さんにもらってしまってスピードを殺しちゃったんで。新山君の優勝で(グランプリは)また変わってくると思うで、そこを考えながらですね。(今回は落車明けのシリーズであったが)日に日に良くなっている感じもしましたし、収穫はあったので」。
 グランプリでも4車で結束してきそうな北日本勢や、脇本雄太-古性優作の近畿勢も強力だが、4年連続4度目の挑戦となる地元グランプリで意地を見せる。

 

細川和輝記者

2022年11月27日 22時49分

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