隅田洋介が差し切って初V ~TIPSTAR DOME CHIBA~

photo-55048
激闘を終えて(左・中西大、中・隅田洋介、右・志智俊夫)
photo-55049
隅田洋介
チャンピオンホイールに初のサインを刻む
6度目の挑戦でタイトル獲得

 千葉市にあるTIPSTAR DOME CHIBA(旧千葉競輪場)で開催された、『PIST6 Championship 2022-23』4th Quarter ラウンド3は、12月18日(日)に最終日が行われた。
 準決勝では優勝候補の鈴木浩太や中島詩音が敗れるという波乱決着。決勝には優勝実績のない6名が勝ち上がり、S級1班の隅田洋介が好位確保からの差し切りを決めて初優勝を勝ち取った。PIST6は5戦連続で表彰台入りと優勝まであと一歩のところに迫っていた実力者が6度目の参戦で初戴冠を果たした。2着には先行した中西大が逃げ粘り、3着には直線で外を伸びた志智俊夫が入った。

 決勝戦のスタートポジションは先頭から東矢昇太-中西大-志智俊夫-隅田洋介-鹿内翔-真船圭一郎。残り3周半を過ぎた辺りで真船が進出を開始しペーサーが退避するとインを切った。志智がさらにその上を切って先頭に躍り出るとスローペースになり、中西が一気にスパートを開始した。隅田はその動きを俊敏に追いかけて2番手を確保、最後は逃げ粘る中西をゴール寸前で捕らえた。

 「やっと頂点に立てて嬉しい。(優勝の喜びを)まずは練習仲間に報告したい。(レースを振り返って)落ち着いて行けるところからと思っていた。今回は自力を出せるような状態じゃなかったし、展開次第だと思って巧くコースを見極めて突っ込もうと思っていた。中西君がすごい掛かっていたので、捕らえることだけで一杯一杯だった。(今シリーズを振り返って)状態が良くなかった分、逆に力が抜けてペダリングが綺麗になって脚を余らすことができたので、それが良かったと思う。(この優勝をきっかけにして)競輪でもダービー(日本選手権競輪)出走に向けて勝負駆けなので、しっかり早く万全の状態にして頑張りたい」
 
 競輪ではS級1班としてグレード戦線で活躍を続ける隅田だが、本調子とは言えない中、しっかり底力と立ち回りの巧さを生かして優勝の座を勝ち取ったのは流石の一言だ。次回は王者として他の挑戦を退けて連覇を狙う。

髙野航記者

2022年12月18日 21時25分

開催情報

ページトップへ