瀬戸の王子杯争奪戦GⅢが開幕 ~玉野競輪場~

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取鳥雄吾
気合のガッツポーズで撮影に応じる
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隅田洋介
地元記念で好結果を狙う
初日特選は地元勢とS班タッグが別線勝負

 2月29日(木)~3月3日(日)の4日間に渡って、玉野競輪場で令和6年能登半島地震復興支援競輪GⅢ開設73周年記念「瀬戸の王子杯争奪戦」が開催される。
S班は王者の松浦悠士を筆頭に、清水裕友、眞杉匠、山口拳矢の4名が参戦してシリーズを盛り上げる。
 
 初日メインの12R特選競走ではS班4名に加えて、百戦錬磨の村上博幸と平原康多、スピードスター北津留翼が出走。また地元からは取鳥雄吾と隅田洋介も登場し、一層激しい戦いが繰り広げられそうだ。4名揃った中国勢は結果として清水-松浦のS班タッグと、取鳥-隅田の地元コンビに分かれて戦うことになった。 
 地元のエース格として奮闘が期待される取鳥は「一本休んでここに備えて練習した。まだ自分が主役とかではなく、やることをやってラインに貢献したい。獲ろうと思うのではなく、精一杯やって決勝に乗ってから(優勝を)考えたい」と、まずはラインの役割をしっかり果たすことに集中。内容を重視したレース運びで好結果を呼び込むか。

 隅田は「今年は尻上がりに良くしていきたい。腰痛が出たのでケアをして地元記念に備えてきました。昨年は不甲斐ない結果だったので、地元で結果を出していきたい」と意気込んだ。

 初日特選は16時30分に発走予定。地元コンビが幸先良いスタートを切れるのか注目だ。



本吉慶司記者

2024年2月28日 15時39分

開催情報

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