前回S級戦で初優出した加藤将武

　5月8日（木）からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 5月 第2戦が開催される。優勝経験者は3名で、そのうち2度の優勝経験がある真鍋智寛（愛媛・121期）がシリーズの主役。豊富な経験を誇る藤井昭吾（滋賀・99期）や、前回3月 第4戦の準決勝で会心の逃げ切りで金星を挙げた原田亮太（千葉・115期）など好メンバーが揃うが、ここでは加藤将武（埼玉・121期）をピックアップする。前回大宮は予選、準決勝ともに同県の安彦統賀（埼玉・121期）の番手での競走となったが、連日直線で鋭く伸びて、連勝でS級戦初の決勝進出を果たした。

　「大宮は番手回りということもあったが、連日感じ良く走れました。その後は2週間ぐらい間が空いたので、練習もしっかりできました。PIST6でもそろそろ優勝したいですね。タイムトライアルはもう少しうまく走れれば10秒3台も出せたかもしれないが、以前に比べればタイムも出ているし、調子は悪くなさそうです」

　前検日の7日に行われたタイムトライアルでは、10秒498の5位通過で、3開催連続で10秒4台の好タイムを叩き出した。

　PIST6は23年3月に準優勝の実績があり、これまでに4度の優参があるものの、近況は準決勝敗退が続いている。今シリーズでは1年ぶりの決勝進出を決めて、表彰台の真ん中を狙いたいところだ。

• 選手詳細データ

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  加藤将武 選手埼玉・121期