勢いに乗る黒瀬浩太郎がシリーズリーダー

　8月21日（木）からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 8月 第4戦が開催される。PIST6で3開催連続完全優勝を果たしている黒瀬浩太郎（広島・123期）が今シリーズの主役を担う。初出場から4連続で優参している遠藤拓巳（香川・125期）や、現行競輪での成績上昇中の安倍大成（埼玉・121期）や、前回のPIST6で表彰台入りを果たしている浮島知稀（群馬・123期）、尾方祐仁（岐阜・123期）など20代の若手機動型がそろい激しいV争いが見込まれるが、ここでは黒瀬をピックアップ。現行競輪では4月伊東アドバンスでS級初優勝を飾り、その後もFI戦で4度の決勝進出と着実に力を付けている。

　「（PIST6は3開催連続V中で）力を出し切って勝てていると思う。近況は現行競輪でも2場所連続で予選、準決勝と勝てているので状態はいいです。ここまではいつも通り練習してきて、体調も問題ないですね。今回も完全優勝できるように頑張りたい」

　前検日の20日に行われたタイムトライアルは10秒187で、2位以下に大きな差を付けて、堂々の1位通過を果たした。今年のPIST6に限れば、直近の3度の完全優勝を含め、16戦15勝と圧倒的な成績を残している。今シリーズで優勝を決めれば優勝回数が2ケタに乗るだけに、V10に向けて照準を合わせていく。

• 選手詳細データ

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  黒瀬浩太郎 選手広島・123期