在所1位の荒川達郎が危なげなく連勝 ~四日市競輪~

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荒川達郎
前回の雪辱を果たして初Vへ
今度こそVをつかむ

 四日市競輪『ルーキーシリー2023』F2は5月7日(日)に最終日が行われる。在所1位で卒記チャンプの荒川達郎(埼玉・123期)は危なげなく連勝で決勝へと駒を進めた。

 2日目は赤板で一度突っ張られる展開。それでも5番手に入り直した荒川は、慌てず騒がず、前の保田浩輔の先まくりにも反応せず、落ち着き払った運行で連勝。涼しい顔でレースを振り返った。
 「静岡勢の先行意欲がすごかったんで、一回戻って立て直した。保田君も降りてたんで、自分も落ち着いてと。保田君は自分が踏むのを見ている感じだったし、自分のことを合わせたいっていう意図が読み取れた。それなら、前が落ち着いたタイミングで行こうと思った。空いた車間を詰める勢いで行けましたね。別線にラインがあった中で、警戒しながらもうまく走れた。最終的に自分の距離から確実に仕留められました」

 前回の宇都宮から中1日での参戦でも、疲れの色は全く見えない。むしろ、決勝6着に終わった宇都宮での借りを返そうと今回の方が気持ちが入っている。今度こそ在所1位の実力を示すか、注目だ。

熊谷洋祐記者

2023年5月7日 00時57分

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