123期ナンバー1の実力を見せる

　川崎競輪ナイターF2は、24日（土）に初日が行われる。チャレンジ戦の注目は、5レースに出走する荒川達郎（埼玉・123期）。前々回宇都宮、前回向日町と連続完全Vを決め、今節は特別昇班のかかるシリーズとなる。

　特班シリーズへの意気込みを聞かれた荒川は「正直来たくなかった…」と素直な心境を明かして苦笑いを浮かべる。123期の在所1位で卒記チャンプという肩書きを背負う若者は、大きなプレッシャーと戦いながら競走に挑んでいる。

　「もし負けたらまたやり直しか、とか考えちゃって、競走に行きたくないなあとか思っちゃった。でも、今はもう一周回ってやるしかないって気持ちです。勝ちたいですね。いつも通りで1着を重ねられれば。ここが一場所目の気持ちで気負わず走りたい」

　弱気を振り払って挑み、初日はしっかりと勝ち切って次につなげたい。あくまでも自然体で、前へとペダルを踏み込む。

　「体調は大丈夫。基本的に前へ前へと行きたい。後ろに置かれたとしても、しっかり前に出てレースを作りたいです」

　特班へ向けて、まずは好スタートを切る。

• 選手詳細データ

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  荒川達郎 選手埼玉・123期