後ろを連れる走りを目指す山本康旗 ~取手競輪場~
精度を上げていきたい
取手競輪場では明日の9日からモーニング開催『楽天Kドリームス杯』が行われます。今開催での新人の参加は5名。
その5人の中では一番後ろのレースである、5レースに出走する山本康旗(大分・127期)に注目してみた。
山本は11月別府で落車。「擦過傷、打撲、脳震盪で、調整しながら練習はそれなりにできました」と話す。
九州共立大学では野球をしていたが、「2年の途中で学生コーチになって。その時に競輪選手になろうと。野球の監督にもお世話になっていたので、卒業してからです」。
競輪に野球が通ずるところはあるのだろうか。「体の使い方ですね。あとは野球も走るので心肺機能とかもですね」。
師匠は安東英博で「セッティングを見直していただいている」と感謝し「走り方ですね。頭も体も鍛えていかないといけない」。
強みは「後ろを連れての先行勝負ができる。前に出させない走りをしたい。でも、対処していかないといけない部分もあるし精度を上げていかないと」と話す。
持ち味は地脚で大きな武器だ。本人の言う通り、精度を上げていければさらに強さは増す。「まずはチャレンジ戦で優勝できるようにやっていきたい」。まだVはないが初優勝の現実はそう遠くないはずだ。
2025年12月8日 18時20分
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選手詳細データ
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山本康旗 選手大分・127期