別線の自在型に警戒を強める

　川崎競輪ナイターF2は、9月29日（月）に2日目が行われる。初日4レースを逃げて2着の山本康旗（大分・127期）は、決勝進出へ向けて気を引き締めた。

　初日の山本は、赤板で自ら誘導を降ろして2周先行。番手の足達重満に差されて2着発進だった。

　「情けない。誰も押さえに来てないのに、なぜか慌てて誘導を切っちゃった。今までは誘導を使って駆けるレースをやったことがなかったし、誰も来ないなら誘導を使った駆け方の勉強をしたかったのに。結局ラインの濱田（昭一郎）さんが5着になっちゃったし、駄目ですね。ナイターなんで、アップの時間がたくさんあるから調整自体はうまくいきました。脚自体は良いんですけど、良くないレースでした」

　準決は、再び足達の前回り。ただ、別線に厄介な自在型の名前を見つけると、警戒を高めた。

　「あ、平山（優太）さんがいるじゃないですか。気を付けないと。新人キラーって有名ですよ。番手を狙ってきたりするんですよね。自分のやることは変わらないけど、ラインで決められるように頑張ります」

　デビューから着実に力を付ける山本が、新人キラーを打ち破る。

• 選手詳細データ

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  山本康旗 選手大分・127期