四日市記念の決勝並び速報 ~四日市競輪場~

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浅井康太
エースが別線に立ちはだかる
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平原康多
後輩を目標に記念連続V狙う
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松浦悠士
現在賞金ランク1位
地元からは2名が進出

 11月8日(日)に四日市競輪で開設69周年記念『泗水杯争奪戦』GⅢナイターの決勝が行われる。
 7日に行われた準決勝では10レースでは平原康多-佐藤慎太郎によるS班ワンツーが実現。11レースはS班・松浦悠士が伸びを欠き、後方から宿口陽一がまくり追い込んで白星。12レースでは地元の雄である浅井康太-坂口晃輔でワンツーを決めた。

 注目の決勝の並びは以下の通り
②浅井康太ー⑤坂口晃輔ー⑥志智俊夫
 ⑧宿口陽一ー③平原康多ー①佐藤慎太郎
 ④稲垣裕之、⑦松浦悠士、⑨北津留翼の3名は単騎となった。 

 地元の大エースでもある浅井康太(90期・三重)はファンの期待にキッチリと応えて優出。決勝戦は「総力戦」のコメント通り、タテヨコ使い分けて優勝を目指す。
 「いつもはがむしゃらに踏んでいるけど、今回はテンポ良く踏めていて、回して踏み切れてもいる。決勝はもちろん何かするつもりだけど、基本はタテ勝負。どこかで仕掛けて、次に競輪祭にも繋がるレースをする」と全身全霊で優勝を獲りにいく。

 平原康多(87期・埼玉)は後輩でもあり、練習仲間の宿口陽一に前を任せた。
 「(宿口の)番手を回るのは2回目かな。昨年の親王牌では前を任せなかったけど、それから1年間、練習を頑張って強くなっているのを見ているし、そういう姿があるから前を任せた。後ろの慎太郎さんの凄いプレッシャーを感じつつ、状況判断はしっかりと」

 現在賞金ランキング1位の松浦悠士(98期・広島)は単騎戦。少ないチャンスを逃がさずに優勝を目指す。
 「宿口さんが前なら東日本勢は二段駆けでしょう。準決からフレームを換えてセッティングとかは問題なく、ダメなのは仕掛け所だけ。相手は強敵だけど、準決でファンの期待に応えられなかった分も隙を逃がさずにいく」

池端航一記者

2020年11月7日 21時05分

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