平原康多の選手登録消除を発表 ~5月30日付で~

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平原康多
関東黄金時代を築いた不世出のトップスターだった

 S級S班に在籍したまま引退を表明していた平原康多(埼玉・87期)の選手登録が5月30日付で消除となったことが同日JKAから発表された。
 02年6月に選手登録され8月にデビューした平原は、約23年間の選手生活の間に9回のGI優勝を果たし、競輪界最高峰のKEIRINグランプリには14回出場。神山雄一郎(栃木・61期引退)、武田豊樹(茨城・88期)、後閑信一(東京・65期引退)らと関東の黄金時代を築いた。近年は度重なる落車禍に苦しみながらも、昨年5月に日本選手権を優勝していて、ラストランとなった今年5月の日本選手権まで長きにわたってトップ選手として活躍した。
 通算成績は1614戦で511勝、2着305回、3着185回。取得賞金は17億1407万2900円。
 なお、平原は開設75周年記念2日目を実施中の取手競輪場に6月1日に登場し、トークショー(①7R発売中13時20分頃②9R発売中14時20分頃)を行なう予定となっている。どのような話が飛び出すか大変興味深い。

権田浩一記者

2025年5月30日 20時50分

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