吉田敏洋が豊橋記念初制覇 ~ちぎり賞争奪戦~

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吉田敏洋
豊橋市長賞を手にガッツポーズ
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ゴール線を一番で駆け抜ける6番車の吉田敏洋
地元の牙城を守り切った!

 1月28日(木)から開催されていた豊橋競輪・開場71周年記念『ちぎり賞争奪戦』GⅢは31日(日)に決勝戦を迎え、地元から唯一の生き残りとなった吉田敏洋(85期・愛知)が豊橋記念初制覇を成し遂げた。

 レースは赤板過ぎに動く。後方の野原雅也が誘導を切ると、打鐘では深谷知広が8番手から一気に仕掛けて4コーナーで先頭に立つ。松浦悠士の巻き返しも早い。最終ホーム前から反撃に出ると、逃げる深谷を2コーナーの出口で捕らえる。浅井康太も間髪を入れずにまくり上げたが、2センターで佐藤慎太郎の強烈なブロックを受けて外に浮く。浅井マークの吉田敏洋は、空いた中コースを踏み直線で突き抜けた。

 「せっかくの地元の記念で自分一人だけの勝ち上がりだったので、みんなの気持ちも背負って走ることができました。浅井君さまさまですね。(2センターでの判断は)あまり考える暇もなかったんですけど、とにかく1コーナー過ぎから浅井が苦しい態勢からでも無理矢理、前に仕掛けてくれた。バックの向かい風の中でもスピードに乗せることができて、(佐藤)慎太郎さんのブロックの所からは、たまたま目の前のコースが空いたので、夢中で踏むだけでした。浅井とはこれまで何十回と連係しているんで、細かいことを注文することがないので、昨日も今日も100%、信頼して付いていくだけでした。深谷との対戦は、もうちょっとなんか昂るものがあるのかなと思ったが、意外とそれよりも愛知県を代表して走るっていう気持ちの方が強かった。深谷はもう静岡県の選手なので、勝負では割り切るようにしています。2、3日前にも言ったんですけど、非常に苦しい状況の中で、こういうふうに無事に記念競輪を開催していただけることが我々選手も本当に励みになるので、そういう所はファンのみなさんをはじめ、関係者の方々にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。本当に4日間、ありがとうございました」

池端航一記者

2021年1月31日 17時00分

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