チャレンジファイナルが開催 ~久留米競輪場~

photo-29179
中村隆生
同期のライバルを相手に強い気持ちで戦う
混戦模様の一発レース

 久留米競輪場で開催されている開設72周年記念「第27回中野カップレース」(G3)は6月29日に最終日を迎える。最終日の3レースはレインボーカップA級チャレンジファイナルが行われる。注目の並びは以下の通り。

②中村隆生-⑨鰐淵圭佑

⑤菅田謙仁-⑥湯浅大輔

①山川奨太

③林敬宏

④長谷部龍一

⑦仲野結音

⑧中村翔平

 機動型ばかりで単騎の選手は5名となった。中村隆生(栃木・117期)は5月函館の落車から失速気味だが、前回弥彦の決勝は栃木ライン4車の先頭で突っ張り先行。3着に粘って、ラインで上位を独占を果たした。
 「前回はラインで決められたので満足です。(5月)函館で落車したんですが、体はもう大丈夫です。いまだ函館で壊したフレームと同じ寸法のものを使っているけど、まだかみ合ってないですね。練習は普通にやってきました。鰐淵(圭佑)さんに任されたし、いつも通り自力で頑張るだけです」

 山川奨太(熊本・117期)は5月松山ミッドナイトから3場所連続優勝と勢いに乗っている。
 「(前回の佐世保の決勝は)僕は番手で余裕がありました。しっかり追い込んで練習して悪くないと思います。昇班は決まっているけど、一発レースで勝つことは意味がある。優勝したいですね」

 上位3着までに入った選手はA級2班への特別昇班が決まる。混戦ムードの一発レースを制するのは果たして誰か。

笠原裕明記者

2021年6月28日 15時16分

開催情報

ページトップへ