平安賞が開幕! ~向日町競輪場~

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村上義弘
近畿の総帥として君臨
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村上博幸
3年振りの地元記念参戦
4年振りに村上兄弟が揃い踏み

  9月2日(木)から向日町競輪場で開設71周年記念『平安賞(G3)』が開幕する。S班は五輪戦士でもある脇本雄太(福井・94期)に新田祐大(福島・90期)ら4名が参戦と豪華メンバーが集結したが、向日町の主役は“村上兄弟”。ここ数年はどちらかが怪我で欠場を余儀なくされていただけに、4年ぶりに兄弟がそろった。

 兄・義弘(京都・73期)は「オールスターが長丁場のナイターで終わってから一気に疲れが出て、あちこちが痛かった。前半はまともに練習ができなかったですね。何とか間に合うように仕上げてきたつもり」と体にむちを打って何とか地元記念に間に合わせた。「年々、自分自身の戦い方が厳しくなってきている」と前検日から本音を吐露する場面もあるが、4日間、魂を注入して走り抜ける。

 弟・博幸(京都・86期)は「疲れを残さないことをメインにやってきた。この時期、涼しくなると体が動いてくるので、その分、持病が出るから疲れだけは残さないようにした。S班の時に(地元記念に)出られなかった悔しさがあるからその分、今年にかける想いもある。今年一番のデキになったかなと思っている」と18年以来となる地元記念参戦に強い想いで臨む。

 村上兄弟が向日町記念で同じレースを走るのは、12年の開設62周年記念の決勝以来。今回の初日特選では兄が3番手で、弟が4番手回りになるが、熱い走りでファンを魅了してくれそうだ。

 1レースの発走予定時刻は10時37分、村上兄弟が出走する初日特選は12レースで16時35分、発走予定となっております。エンジョイ×プロスポーツサイトの投票締め切り時間は発走5分前となります。また向日町競輪場は緊急事態宣言を受けて、9月1日(水)から当面の間、本場開催は『無観客』にて開催し、場外発売は『中止』となっておりますので、お間違えのないようにしてください。

池端航一記者

2021年9月1日 15時34分

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