『燦燦ムーンナイトカップ』決勝コメント ~松戸競輪場~

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脇本雄太
単騎でも桁違いのスピードを披露する
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菊池岳仁
ライン4車の先頭でレースを作るか!?
脇本雄太は準決勝でバンクレコードタイを記録!

 松戸競輪『燦燦ムーンナイトカップ』GⅢは12日(日)に決勝戦を迎える。並びは以下の通りとなった。

 ①脇本雄太

 ②菊池岳仁-⑨久木原洋-⑤横山尚則-⑥真崎新太郎

 ③青野将大-⑧加藤圭一

 ⑦高橋晋也-④阿部拓真

 1番車 脇本雄太「レースでは疲れてないように見えるかもしれないが、僕の中では仕掛けるタイミングが遅くなっているので、疲れは増している。でもあと1走なので、気合いを入れて。一人でも優勝を目指して」

 2番車 菊池岳仁「準決は落ち着いて行けたと思います。準決が一番組み立ても脚も良かった。日に日に感覚も良くなっている。初日特選のこともあるし、また4車になったので、しっかりと走りたい。別線も脇本さんを後方に置く思惑だと思うからそこが一致してしまってバッティングしないようにはしたい」

 3番車 青野将大「松坂君の頑張りをムダにしないようにと、(相手が脇本で)ああいう展開になるのは仕方ないって。昨日長い距離を踏んで残れているし、脚の調子は悪くない。G3の決勝は初めて。(33の9車は)前々を意識しているので、9車でも苦ではない」

 4番車 阿部拓真「準決のレース前に(高橋)晋也が頑張れば結果がついてきますと言ってくれて頼もしいなと。自信があったみたいですね。日に日に良くなってきた。初日は色々と試したりしてかみ合わなかっただけ」

 5番車 横山尚則「菊池君がかなり強かった。口が空いたというか離れてしまって前が射程圏にいなかった。もう目一杯でしたね。前の二人に感謝しかない。(菊池は)分かっていてもそれ以上に強かったし、僕より10段階上でした。ラインに迷惑をかけなくて良かったです」

 6番車 真崎新太郎「準決はたまたまうまく嵌りましたね。いつもは初日が不安だけど、そこを乗り越えて感覚は上向き。4日制の決勝は5、6年振り。函館以来かな? まさか決勝に乗れるとは」

 7番車 高橋晋也「脚は変わらず良い。体の使い方も良くなっている。師匠に開催前に連絡したら『長くても良いから風を切れ』と言われてそれを信じて走っている。菊池君と脇本さんがいるが決勝は楽しみたい。脇本さんを倒す秘策は気持ち。そこだけは負けないようにしたい。脇本さんもいつかは負けると思うし、その時に勝った人が自分だったら一番」

 8番車 加藤圭一「(松坂)侑亮と、青野が頑張ってくれた。連日、後輩の先行屋が頑張ってくれて頼もしい。前の方にいることができているので展開に助けられている。脚はいいと思う。(G3決勝は)いつ以来か覚えていない。かなり久しぶり」

 9番車 久木原洋「菊池君が全部やってくれた。(菊池の)踏み出しが強烈。付いてからは余裕があって、3人で抜け出しているのも分かった。4コーナーからどう抜くかでしたけど、菊池君が強かったのと自分の経験不足。脇本君とはこれで今期10回目の対戦。そのうち3回自分が2着になっている。4車の番手になったし、しっかりと走りたい」

池端航一記者

2022年6月11日 22時08分

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