中野慎詞がグレードレースに初参戦 ~青森競輪場~

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中野慎詞
初の記念開催も臆せず攻める
連勝記録をどこまで伸ばすか!

 9月8日から青森競輪場で開設72周年記念『みちのく記念・善知鳥争奪戦G3』が開幕する。S級S班は3名が参戦するが、今開催の注目株はなんといってもデビュー戦から負けなしで27連勝中の中野慎詞(岩手・121期)だろう。

 「初めての地元記念で、初めての9車立てですけど、自信を持って挑むだけだと思っています。今はドキドキよりもワクワクの方が大きいですけど、レースになったら緊張もすると思うので、冷静に走れればって思っています」と初のGレース出走に嬉しさを隠し切れない様子。
 「師匠(佐藤友和・88期)にもアドバイスをもらって過去の9車立てのレースを見て流れだけは頭に入れてきたつもりです」と師匠の助言に耳を傾けて予習をしてきた。
 「(直前に全日本自転車競技選手権大会のケイリン種目で優勝できたことは)自信を持っていいことだと思っています」と競技でも結果を出し続けていることで“競輪”にも相乗効果が出ている。
 連勝のことについて聞かれると「連勝は意識せず勝ちたいと思って走ってきた結果だと思っている」と目の前の一戦に集中して挑んでいった結果の27連勝であると強調した。
 「チャレンジャーとして挑んでいって決勝に上がるのが目標」と今開催の目標を掲げた。

池端航一記者

2022年9月7日 17時05分

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