中野慎詞がデビュー27連勝 ~静岡競輪場~

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中野慎詞
圧巻のスピードで連勝街道を進む
(写真提供:公益財団法人JKA)
早期卒業生として今年の1月1日にデビュー

 中野慎詞(岩手・121期)が8月14日に静岡競輪場で行われたKEIRINライジングスターズ12Rの決勝戦でまくって優勝。デビューから無傷の27連勝を達成した。

 これまでの山口拳矢(岐阜・117期)の記録(26連勝)を抜いてデビューからの最多連勝記録更新となった。

 ※連勝記録は1997年以降の記録

 「レースの前は緊張しましたが、発走機についてからは集中できていたと思います。最終周回前には強烈なけん制に合ったので『おっと』と思ったのですが、まだ体力があったので、一回休んでから再び仕掛けた形です。勝ったこと自体はうれしかったです。記録を意識していないわけではないですが、連勝記録は一つ一つのレースの積み重ねです。いつかはこの数字が途切れてしまうでしょうが、今後も数字を伸ばせるように頑張っていきたいと思います」

 次走は青森記念に出走予定。待望のGレースデビューでもナショナルチームで磨いているスピードを見せてくれるだろう。

小山裕哉記者

2022年8月15日 15時39分

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