明暗分かれた121期の新人 ~京王閣競輪場~

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大川剛
準決勝も首位が有力
大川剛が特班へマジック2

 10月15日、京王閣競輪場で初のミッドナイト競輪が行われた。

 121期の新人選手は、今回3名が出走。4Rに登場した大川剛は難なく逃げ切ったが、高木和也は2着、滝本幸正は3着まで沈んでしまう結果となった。

 連勝を『7』に伸ばした大川は「作戦通りだったけど、展開にも恵まれました。(特班へあと2勝だが)準決勝もしっかり走って決めたい」と16日に行われる準決勝4Rでも圧倒的なパワーを見せる。

 準決勝の3Rでは高本と滝本による新人対決。

 高本は「初日は休むところがなくて踏みっぱなしになった。脚がなくなっていました。力不足です。4コーナーからケツを上げて加速すれば良かった」と反省し修正点を確認していた。本格デビュー後は予選で初めて2着スタートとなり「初日は1着で発進したかったですけど、気持ちを切り替えていきたい」と、準決勝こそ本領発揮したい。

 初日の滝本は突っ張り先行で粘りを欠いて3着。「2か所でけっこう踏んで、脚が削られた。自分に脚がないだけです。やりたいことはできたけど脚がないので、(中2日の)疲れとかも言っていられない」と脚力不足を痛感していた。

 大川剛の連勝はもちろん、初日の反省を踏まえて走る121期対決にも注目だ。

小山裕哉記者

2022年10月15日 23時55分

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