第64回朝日新聞社杯競輪祭が開幕 ~小倉競輪場~

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脇本雄太
今年3つ目のタイトルを目指して一走目から集中
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山崎賢人
クレベル・コイケをイメージしたというド派手なスーツで登場
脇本雄太が今年3度目のG1タイトルを目指してシリーズを戦い抜く

 11月22日(火)から小倉競輪場を舞台に第64回朝日新聞社杯競輪祭が幕を開ける。競輪祭が6日制のナイター開催に変わってから今年で4年目。一次予選は初日から3日目にかけて行われ2走の合計ポイントによって4日目の『ダイヤモンドレース』、『二次予選A』、『二次予選B』に振り分けられる。昨年のダイヤモンドレースに乗れたポイント数は21P。二次予選Aのボーダーラインは15Pで、二次予選Bのボーダーは11Pであった。一走目より二走目の方がポイントが高いとはいえ、初日に3着以内に入らないとダイヤモンドレースへの勝ち上がりは厳しくなるだろう。
 
 脇本雄太(94期・福井)は初日の8レースに登場する。今年出場したG1は日本選手権競輪とオールスター競輪の2つで、ともに優勝している。今シリーズは今年3つ目のG1タイトルの期待を背負いシリーズ初戦を迎える。
 「全部のGⅠに出ているわけではないけど、動けていた一年だと思う。自分の調子を上げるのは厳しい。現状維持を保てるかですね。(直前は)地区プロもあって思うような練習はできなかったけど走れる状態にはあるのかな。(伊豆から福井に戻って練習環境は)まだ完成していないです。(人気になる)重圧を感じているし、期待を背負っているのも意識しているので頑張るしかない。(新田のグランドスラムは)刺激は受けているけど、自分にプレッシャーをかけずに普段の走りをしたい」。

 オープニングレースの1番車を任されたのは山崎賢人(111期・長崎)。準決勝で敗れてしまった前回の寛仁親王牌の分までと九州地区で行われる今年最後のG1に照準を定める。
「寬仁親王牌は調子が良かったけど、着が追いついていかなかった。(終わってからは)1週間オフがあって、その後はしっかりと練習をした。今の状態はいいと思う。気持ちも乗っているし、1番車もありがたい。九州で盛り上がっているし、決勝に乗って先頭で戦えるように頑張りたい」
 
 

細川和輝記者

2022年11月21日 18時25分

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