開設71周年記念『鳳凰賞典レース』が開幕 ~立川競輪~

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平原康多
相性良い大会で存在感を示す平原選手
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菊池岳仁
勢いそのままに今シリーズも奮闘を誓う菊池選手
S班5名を含む豪華なメンバー新春シリーズを彩る

 1月4日(水)から立川競輪場で開設71周年記念『鳳凰賞典レース』が幕を開ける。初日特選には年末の『KEIRINグランプリ2022』を走ったばかりのS班5名に加え、S班経験者も3名おり、グレードレース開幕戦にふさわしい豪華メンバーが集結。初日からプライドを賭けた熱い走りでファンを魅了する。
 
 62、66、69回大会と3度の優勝実績を誇る平原康多(87期・埼玉)が関東地区の絶対的エースとしてシリーズをけん引。初日特選は70回大会覇者の吉田拓矢と呼吸を合わせて別線攻略に挑む。
 「グランプリは自分の力を出し切って終われたので悔いはないですね。一人(脇本雄太)だけ力が違いましたね。なるべき人が王者になっているので心から祝福しました。中3日ですけど、ここがあったので終わってからも気は抜けなかったですね。一昨年はグランプリが終わってから疲れがどっと出てしまったんですけど、今年はそこまでじゃなかったのですぐに練習も再開できました。去年の立川記念は2日目に落車して途中欠場になったので。悔しい思いをした分も、今年はしっかりと戦い抜きたい。今回もかなり強力なメンバーが揃っていますけど、(吉田)拓矢に前を任せて2人で頑張ります」。

 ヤンググランプリを制した菊池岳仁(117期・長野)は5レースに登場。今年はさらに飛躍の年にするためにも、目標を掲げて今年初戦に挑む。
 「ヤンググランプリは(吉田)有希君のおかげなので。ワンツーっていう最高の形で決まりましたけど、自分の力だけで勝ったわけじゃない。有希君が強いレースをしてくれたので。ヤンググランプリは優勝することができたけど、自分の中ではまだまだ足りない部分が多い。今年はG1、G2でしっかりと自力で勝ち上がって行けるように頑張りたい。去年は準決勝まで行けているけど、決勝には乗れていないので。今年の目標はそこですね。ヤンググランプリが終わってから2日はしっかりと休んで、練習してきたので前回と同じ状態はキープできていると思います。雨谷さんと決められるように頑張りたい」。

 

細川和輝記者

2023年1月3日 15時30分

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