ようやくリズムが好転した永澤剛が連勝 ~函館競輪~

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永澤剛
悪い流れを断ち切って連勝で準決勝に進出
再び弟子の嵯我昇喜郎を目標に決勝進出を目指す

 5月14日(日)に函館競輪場で行われた開設73周年記念『五稜郭杯争奪戦』のシリーズ2日目の8レースで永澤剛(青森・91期)が弟子の嵯我昇喜郎に目標に別線を攻略。2場所続けて失格中と悪い流れで迎えた今シリーズであったが、初日は前が内に詰まる苦しい展開となったが自らまくって白星。2日目は番手絶好の展開を生かして連勝と潮目が変わった。
 
 「また失格かと思いましたよ(苦笑)」とゴール寸前で外を踏み込んだ和田真久留と接触もあってヒヤヒヤのゴールではあったが、しっかりと弟子の嵯我を3着に残してともに準決勝に勝ち上がった。
 「初手は中団が取れると思っていなかったので、展開が向いたんじゃないかなって。(嵯峨が出切ったあと)緩めすぎてハウスしそうになって。和田(真久留)君が内に入ってきたんで、うわっイン粘りかよって思ったら引いて行ってくれたので助かりました(苦笑)。でも後ろに和田君が入ったのがわかったので、どうせ踏んでも外を行かれてしまうなって思っていましたけど。展開が向きました」

 なんども危ないシーンはあったが、流れが変われば自然と結果も付いてくる。「何度も心が折れそうになりましたけど…。もうどう頑張ったって来々期は2班ですし」とぼやきながらも口元は緩む。再び弟子の嵯我昇喜郎に前を任せてようやく好転した流れに乗って決勝進出を目指す。
 

細川和輝記者

2023年5月14日 18時20分

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