第19回サマーナイトフェスティバルの決勝メンバーのコメント ~函館競輪場~

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脇本雄太
連日、ケタ違いのスピードを披露して連勝で決勝に進出
バンクレコードを更新した脇本雄太の仕上がりが抜群

 7月17日(月)に函館競輪場で行われる第19回サマーナイトフェスティバルの決勝メンバーが出揃った。注目の並びと選手のコメントは以下の通り。
【並び】
①脇本雄太-②松浦悠士-⑤山田英明
④佐々木悠葵-⑨平原康多-⑥神山拓弥
③新田祐大(単騎)
⑦松井宏佑(単騎)
⑧山口拳矢(単騎)
【コメント】
①脇本雄太「バンクレコードは別にっていう感じです。自分が(レースを)動かすっていうより、相手の出方を見ながらでした。余裕はないですね。戦えているとは思うけど、(もっと)詰めていきたいところもあるんでまだまだです。自力で」
②松浦悠士「今日はタテで勝負しようと思っていたので。古性さんが凄い勢いできて、本当は稲毛さんのところに飛び付きたかったんですけどなんとか3番手っていう感じで。でも自分が想像していたよりも自転車は進んでくれましたね。最近にはないくらい状態は良いと思います。(着を)拾いにいく競走じゃなくて勝ち上がれているので。初で脇本さん」
③新田祐大「ホーム目掛けて、(打鐘の2)センター過ぎから仕掛けていった。清水(裕友)君が平原さんに弾かれて、清水君は踏みやめないと思ったら、だいぶ外に振られた。それで少しでも近いところをと思ったら、平原さんがいたんで厳しいレースになった。コンディションは悪くない。単騎で」
④佐々木悠葵「新山君が駆けるかなって思ったんですけど古性さんが早めにきたので良くないパターンになりました。S班の人との差を感じました。山田さんに切り替える反応の速さが必要だなって思いました。平原さんの前で」
⑤山田英明「ホームの古性ラインに切り替えるスピードが僕の競輪人生の中で一番凄かったので口が空いてしまいました。稲毛君が内を締めていたら外をいくしかなかったですけど、ちょっと張った時に内が空いた。松浦君へ」
⑥神山拓弥「いつになく最後は余裕をもってやれているのかなと。最後も平原さんの内に1回差して苦しかったけど、そのあとに伸びているんでいいのかなと。着だけ見れば決勝に乗れているんでいい。平原さんの後ろへ」
⑦松井宏佑「みんな同時で踏み合いになって、どこが空いてるかはわからなかった。内をキメればと思ってたら、いなかったんでラッキーでした。ムダな力を使わずに最後まで踏めたかなと。(高松宮記念杯に続いてビッグ連続優出で)大きいレースでちゃんと結果を出せてきているんで、多少なりとも手ごたえはあります。単騎で自力」
⑧山口拳矢「郡司さんが(松井の後ろから)出る気配がなかったんで、自分で踏みました。周りは見えていた。(脇本の)スピードが違ったんで、あとは松井さんに負けないように。タテ脚は自信をもって戦えている。単騎で」
⑨平原康多「最近までの悪い流れだったら、早めに踏み込んで(眞杉が守澤太志を張ったところで)自分があの間に入って落車をしていたかもしれない。ワンテンポ待てたことで(流れが)変わったかもしれない。まだ股関節は痛いし、現実を受け入れながらやっているつもり。佐々木君へ」

細川和輝記者

2023年7月16日 22時38分

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