開設73周年記念「不死鳥杯」決勝コメント ~福井競輪場~

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脇本雄太
地元のエースとして逆境を跳ね除けるか
近畿は別線、脇本は河野に競られる

 7月24日に福井競輪場で開設73周年記念「不死鳥杯」(G3)の決勝戦が行われる。注目される決勝戦の並びとコメントは以下の通り。

⑧藤井栄二-(①脇本雄太/④河野通孝)-⑥鷲田幸司

②佐藤慎太郎(単騎)

③清水裕友-⑤柏野智典

⑦古性優作-⑨稲毛健太

【コメント】
①脇本「(フレームを戻して)感触はサマーナイトの時に戻っている。福井記念の決勝戦は初優勝の時には緊張したけど、もう今は緊張しないです。いつも通りですね。昨年に(藤井)栄二と話して付く時がきたら付きたいと。今回がその時ってことでしょう。いつも頑張っているし、栄二の走りを僕が評価したという感じです」

②佐藤「踏んだ距離は短いけど、伸びているので(状態は)悪くない。決めずにいこうかな。先手ラインに乗っていく」

③清水「(準決は)ワンツーを決めなきゃいけない所だったんですけど。3日目はまくり切れたので、スカスカする感じを修正できればと思う。準決は最低限のレースはできたと思う。自力です」

④河野「藤井君ジカで。(佐藤)慎太郎さんに先に決めて貰ってから、考えたんですけど。自分が決めずに走るよりは、目標がいないときに芦澤さんとかだったら絶対に競りにいくじゃないですか。相手が地元だからとかって考えるよりも今までやってきた自分の信念を貫くというか。そんな格好良いものではないと思うんですけど。取り切って優勝できるように、自分のレースをします」

⑤柏野「えらい(清水の)車が出ていたので、慌てて付いていきました。あとは隙がないように気を付けて走りました。抜けるとは思っていなかったですね。ここ2ヵ月くらいは状態も良いと思っていたけど、やっと結果が出てくれた。もちろん清水君へ」

⑥鷲田「脇本君の後ろへ。脇本君と村上義弘さんは連係したことなくて、ずっと一緒に走りたかった。村上さんは引退したけど、脇本君とはこれでやっと一緒に走れる。抜いたら優勝?できるように頑張ります。」

⑦古性「きつかったですね。地元勢が付いてくれたけど本当に何もできなかった。自分の力不足ですね。疲れが取れてきそうな感じは全くないです。自力勝負」

⑧藤井「先行基本に。一緒の開催の時に脇本さんに付きたいと言われて、凄く光栄なこと。以前は寺崎君がいて別線になったけど、今回は一緒に走れますね。(後ろは競りになるが)自分は自分のやることをしっかりやるだけ」

⑨稲毛「(踏み出しのところは脇本が仕掛けて)行く雰囲気があった。でも、キツかったですね。河野さんを乗り越えても、そのあとに古屋(琢晶)さんに振られてたら危なかったです。(脇本が最終)バックではペースに入れていたし、抜ける感じはなかった。決勝は古性君へ」




本吉慶司記者

2023年7月24日 19時45分

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