開設73周年記念の決勝メンバーが出揃う ~別府競輪場~

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佐々木豪
積極的な走りで決勝に勝ち上がってきた
佐々木豪は松浦悠士の番手回りでVチャンスを窺う

 12月9日(土)に別府競輪場で開設73周年記念オランダ王国友好杯の準決勝が行われ、決勝メンバーが出揃った。注目の並びと選手の意気込みは以下の通り。
【並び】
①松浦悠士-⑨佐々木豪-④渡部哲男
②守澤太志-⑤内藤秀久
⑦三谷竜生-③浅井康太
⑥松本秀之介-⑧大塚健一郎
【コメント】
①松浦悠士「(佐々木豪が)強かった。出てから、後ろを確認したら岩本(俊介)さんだった。でも、(佐々木豪の)掛かりが良かったんで大丈夫でした。(最終)バックから3コーナーくらいまでしっかりと駆け切ってくれた。今日(3日目)は余裕もありました。ゴウちゃん(佐々木豪)がいいレースをしてくれて、自分も今日が一番良かった。決勝は自力で」
②守澤太志「(坂井は)すかさず行ってくれたのに、申し訳なかった。付いていかないといけないのにちぎてれました。追い上げるなり、しゃくるなり、なにかしなきゃダメですね。ラインに申し訳ないことをしました。3日目が(感じは)一番良かったけど、離れたのは本当に力不足。決勝は自分でやります」
③浅井康太「(前回の)競輪祭の時は、(前々回の)四日市で出し切ったのがあったのかもしれない。(前回のあと)こっちに向けてやっていたら、踏める感触があった。竜生へ」
④渡部哲男「もう少し差し込みたかったんですけど、全然でしたね。でも昨日(二次予選から)フレームを換えて余裕が出てきた感じがするんで。佐々木君の後ろ」
⑤内藤秀久「前回の小倉からセッティングを戻して、調子もその方がいい。(セッティングを)変えた直後から2、3カ月良くなくて、そろそろヤバいなっていうのがあった。(セッティングを変えて)冒険しすぎて迷子になって、戻ってこれなくなっちゃったんで、戻しました。守澤君に任せます」
⑥松本秀之介「スピードの乗りは悪くなかった。しっかりと動けて、結果がついてきてくれた。自力で頑張る」
⑦三谷竜生「(後ろから)来たら踏む準備はしていたんですけど、バックからカカっていったんで。まあでも何とか良かったです。余裕はあったんですけど、思ったよりもギリギリだったんで。しっかり踏めているとは思います。前回落車した割に動けていると思います。自力で」
⑧大塚健一郎「去年の暮から、全日本選抜から刺激を入れながらG1を走ってきていたんで自信をもって挑みました。ここ(決勝)からだと思うので。今年一年自分の目標を立てて、準備してきたんで。自分が一年間やってきたの答え合わせなんで。(決勝で)何着だとしても。来年につなげたい。秀之介君へ」
⑨佐々木豪「落ち着いて走れました。行けるところから自信をもって全開で踏むと決めていた。カマしている途中からは、後ろのことは考えずにゴールまで踏み切ろうと思ってました。2着に残ったのは、松浦さんの技術面のおかげ。決勝は松浦さんの番手で勉強します」

細川和輝記者

2023年12月9日 18時37分

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