遠藤勝弥が準決勝へ向けて“整える”

photo-103162
遠藤勝弥
強敵相手にもチャレンジャーな走りで応戦
「組み立ては良くなかったけど、状態は悪くなかった」

 5月31日から青森競輪場で開催されているモーニング7は初日が終了。第5レースで白星を挙げた遠藤勝弥(静岡・109期)は目標を掲げてトレーニングを積んでいる。

 「初日の走りは半端でしたね。カマしにいこうと思ったけど、蛇行されていけず、それでまくりの方がラインで決まると思ったけど、スパっと仕掛けることができなかった。半端な仕掛けだったから早めにいっても良かった」と反省する。
 「ただダメパターンで勝ち切れてワンツーが決まったのは良かった。自分は受けて立つよりもチャレンジャーなほうが性分に合っている。組み立ては良くなかったけど、状態は悪くなかった」と内容には反省も、得るモノもあった様子。
 「初日のレースでは整わなかったですね。明日の準決勝まで時間があるから、整えます。初日1着でも準決勝で3着すると決勝に勝ち上がれないことも多々あるし、しっかりと勝ちにいきたい」と自身が部長を務める競輪サウナ部らしく“整える”ことを強調した。

 その遠藤は目標を掲げて研鑽を積んでいる。
 「もう競輪選手になって10年経つし、これからは今まで以上に勝ちにもこだわっていきたい。前回、S級に上がったときは1勝もできずにA級に降格になった。なのでjpにもS級に上がった証拠というか、そういうのがパッと見てわからない(笑)。なのでS級初勝利をまずは目標にして。もっと上の目標もあるんですけど、まずはそこで。だからこそどれが勝ちに近いのか考えて走っていきたい」と話す。来期もA級1班だが、レースのうまさと狡猾さを身に付けようとしているだけに好メンバーがそろった明日1日の準決勝の走りに注目だ。

池端航一記者

2025年5月31日 12時59分

開催情報

ページトップへ