山田庸平が今年3度目のV ~別府競輪場~


5月の武雄ミッドナイトGIII以来の優勝
10月19日に別府競輪場で施設整備等協賛競輪第18回別府競輪GIIIナイターの決勝戦が開催された。メインレースの男子決勝戦は山田庸平(佐賀・94期)が番手まくりで優勝。後輩の青柳靖起を目標に展開有利にレースを運んだ。
レースは号砲が鳴ると、最内枠の阿部将大と、9番車の渡邉豪大が飛び出してスタート争い。阿部が前受けを選択して、中団が渡邉雅也、6番手の位置に青柳靖起で、単騎の長島大介が9番手からとなった。青柳が赤板前に上昇すると赤板すぎに阿部を叩いて先頭に立つ。阿部が中団に入って打鐘を通過するが、7番手になった渡邉雅が反撃開始。それに反応して中団から阿部が合わせて踏み込むが、両者の反撃を察知した山田庸平が最終ホームすぎから番手まくりを敢行。山田はぐんぐんとペースを上げて、最終バックを通過すると、後続の追撃を振り切って、ゴールした。
「青柳君が頑張ってくれました。いつも一緒に練習をしているのでうれしいですね。(青柳との連係は)ちょっと前の岐阜が初めてだったんですけど。(初手の位置取りは)だいたい後ろになるとは思っていました。(別線が巻き返して)来るならホーム線ぐらいで来るんじゃないかなって。それに合わせていけたので良かったです。やっぱり雨だと変わってくるので。前のガールズを見ていても前の自力選手は厳しそうだなって。自分は残り1周で余裕があったんで。まだそこまでの手ごたえはないんですけど。最近は優勝できていなかったので、勝てたのは良かったです。次の地元戦と競輪祭までは空くのでまた頑張りたい」」
2025年10月19日 20時30分
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選手詳細データ
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山田庸平 選手佐賀・94期