開設76周年記念『北条早雲杯争奪戦(GIII)』決勝の並びとコメント ~小田原競輪場~

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今年は4車結束で他地区を迎え撃つ
地元勢は4車結束でS班の郡司浩平が先頭

 小田原競輪場で行われる、開設76周年記念『北条早雲杯争奪戦(GIII)』は、11月9日(日)に決勝戦が行われる。4車勝ち上がった地元勢は、今年も結束。郡司浩平が前を回り、松井宏佑が番手を任された。注目の並びとコメントは以下の通り。

【並び】
①郡司浩平-⑨松井宏佑-⑤和田真久留-⑥菅原大也

④杉浦侑吾-③鈴木玄人

⑦中野慎詞-⑧橋本強

➁山田久徳(単騎)

【コメント】
①郡司浩平「(準決は)本来の(松井)宏佑の強さがあらわれていたと思う。信頼して付けていました。決勝は自力。いつまでも宏佑におんぶにだっこじゃいられない。前を志願したからには恥じない走りをして、地元から優勝者を」

➁山田久徳「(準決は)感覚的には1着までいけそうな感じでしたけど、内から当たられて車輪が壊れてしまった。でも、練習以上の脚が出せたかなと思います。単騎」

③鈴木玄人「しんどい体調のなかで、ラインの先輩、後輩のおかげで勝ち上がれている。誰のおかげで勝ち上がれているかを考えて、(決勝も)しっかりと走りたい。杉浦さん」

④杉浦侑吾「(準決で佐藤礼文と)ワンツーが決まらなかったのは、ちょっと残念です。今日(3日目)はバンクも軽かったし、悪くなかった。初日よりは動けていて、日に日に良くなっている。ダッシュのキレがいい感じがします。自力」

⑤和田真久留「(追加を受けて)前検日は後悔したけど、疲れがあっても、なんとかラインのおかげで勝ち上がれた。感覚は今日(3日目)が一番良かった。地元の3番手」

⑥菅原大也「準決は空いたところを無我夢中で踏むだけでした。中1日の追加だが結果が良いし、気持ちで乗り越えられている。地元の4番手」

⑦中野慎詞「逃げの決まり手が付いたし、最近は1着も取れてなかったので良かった。疲れが全く無いわけじゃないが、パフォーマンスには影響ないです。自力。」

⑧橋本強「自分は要所、要所で対処ができているんで、状態はいいかなって思います。連係ある中野君。地元F1で連係して自分が差してワンツーだった」

⑨松井宏佑「1着は取れていないですけど、2日目、3日目と自分らしいレースができた。郡司さん。大事なところで番手を回ることも勉強だと思う」

中田真弘記者

2025年11月8日 19時06分

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