『KEIRINグランプリ2025』の出場メンバーの並びとコメント ~平塚競輪場~
近畿勢は4車で結束してライバルを迎え撃つ
12月30日に平塚競輪場で行われる『KEIRINグランプリ2025』の並びとコメントが発表された。年末の大一番へ向けて熱気と緊張感が高まってきた。
【並び】
②寺崎浩平-⑦脇本雄太-⑨古性優作-④南修二
③眞杉匠-⑤吉田拓矢
①郡司浩平(単騎)
⑥阿部拓真(単騎)
⑧嘉永泰斗(単騎)
【コメント】
①郡司浩平「平塚グランプリは3回目ですけど、今までは絶対に獲ってやると意気込んで、気持ちが入りすぎていた。今回は平常心でこられました。練習とケアをして、やれることはやってきた。平塚は声援も多いですし、みんなわくわくして見てくれると思う。単騎ですけど、自分らしいレースをしたい」
②寺崎浩平「新車の感じもいいですし、今年のなかでベストの状態まで持ってこられました。このメンバーで先頭を走れることは光栄なこと。オールスター後から先頭で頑張りたい気持ちが強かった。出し切りたい」
③眞杉匠「今年の後半戦は、なんか噛み合わなくて、良くなかった。考えすぎてたのかな。直前はみんなで合宿したり、しっかり練習はできた。平塚では優勝したことはないので、バンクのイメージは普通ですね。全部出し切って、全部ぶつけられれば」
④南修二「ここまで順調にこられたと思います。まずは自分の仕事をして、ゴール前は勝負だと思うので、しっかりとそこまでもっていけるように。平塚はスライスしやすいとかも感じたことはない。走りやすい」
⑤吉田拓矢「合宿を2回やって、いい練習ができた。ちょうど直前に新車が届いた。寸法とかは今までの自転車と全部一緒だけど、練習で使ってみたら感じが良かった。セッティングも以前と同じです。仕上がっていると思うので、あとは自信を持って走るだけ」
⑥阿部拓真「23日から3日間、新田祐大さんたちといわき平で練習をした。新田さんと食事もして、並びに関しても含めていろいろと相談しました。どの選択も正しいし、後悔しないようにと言ってもらえた。そして、北日本の代表として自分でやることに決めました。この舞台を楽しみたい」
⑦脇本雄太「手術して2週間ほど動けなかったんですけど、今月の頭くらいからしっかり乗れるようになった。満足のいくような状態ではないなって思ってましたけど、なんとかここに向けて、やれることはしっかりやったつもりです。近畿の4人でしっかり話した結果、僕が寺崎君の番手で」
⑧嘉永泰斗「来年一発目が地元G1なんで、そこも視野に入れて練習をやっています。練習でセッティングを試していたら、いい感じの雰囲気が出た。単騎なのでチャンスがあれば狙っていきたい。一発勝負のレースは初めてです」
⑨古性優作「年々、グランプリを走るたびに素晴らしさがわかってきて、緊張感が増しています。脇本さんと僕で『近畿で1人でも多くグランプリを一緒に走りたい』という想いを共有している。記念なら別線の可能性もあったけど、グランプリは1年のストーリーがあって並びが決まると思う。グランプリでこの並びが実現したことが幸せ」